連日暑さが続きます。1日中エアコンの効いた室内でじっとしていられればいいのでしょうが、そうもいきません。外はもちろん、家事をしていてもじわっと汗ばんできますよね。
ここ数年、必須アイテムになりつつあるのが暑さ対策グッズです。店頭でもいろいろなものを見かけますね。この夏ブームになりそうなのが、首にかける丸い形状をしたタイプのもの。登場した2022年は品切れ続出の人気商品となりました。軽いつけ心地で服を濡らすことなく冷やせることや、28℃以下なら自然に凍結するため、水道水につけておくだけで固まる手軽さが支持を受けた理由のひとつです。中の素材はPCMで、これは温度変化の激しい宇宙空間で宇宙飛行士を守るために、NASA(アメリカ宇宙航空局)が開発したハイテク素材なのだとか。サイズが合わないと効果が得られにくいので、使う人に合ったサイズを選ぶことと、肌に接触する面が広くなるので太いものを選ぶのがポイントです。
同じく首回りアイテムとして首掛け扇風機やクーラー、タオルなどがあり、いずれもハンズフリーなので両手が使えるメリットがあります。こうした冷却グッズの多くが首まわりを冷やすことに集中するのは、首には太い静脈があるからです。首元を冷やせば流れる血液も冷やされ、体温が下がります。
ハンディファン(手持ち扇風機)も根強い人気がある定番です。乾電池タイプ、充電タイプ、置いても使える2wayタイプなどが発売されていますが、回している時の静かさや持ちやすさ、風力の強さがあるかでチェックしてみてください。
一方、寝苦しい夜におすすめなのが接触冷感の寝具です。接触冷感とは、肌に触れた時にひんやり感じる効果のことで、その仕組みは熱伝導率・熱拡散率を利用して、肌の熱が生地に瞬時に移動するので冷たさを感じるというもの。寝具のみならず、インナーやカットソー、ワンピースやパンツなどにも採用されているので、日中もひんやりした着心地を実感できます。冷えの目安が★や数字で記載されていることもあるので、購入の目安にしてください。ご自分のスタイルや好みに合った冷却アイテムをチョイスし、暑い夏を乗り切りたいものです。
※参考:
環境省 https://www.env.go.jp/
産経新聞社 https://www.sankei.com/
mybest https://my-best.com/
Esquire https://www.esquire.com/jp/
株式会社千寿 https://www.senjyu-g.co.jp/
有限会社山冨商店 https://yamatomi.biz/
日本気象協会 https://tenki.jp/
日本被服工業株式会社 https://www.nihonhifuku.jp/
この春から東京や名古屋、京都などの先行エリアで「日本版ライドシェア」サービスが始まっています。
このサービスは、普通免許を持つ一般ドライバーが自家用車で乗客を有償で運ぶというもので、「自家用車活用事業」とも呼ばれています。海外では普及が加速していますが、日本では法律の「白タク」にあたると、これまで禁止されていました。しかしコロナや高齢化を背景に減ってしまったタクシー会社のドライバー不足を補うため、一部地域でサービスが始まったものです。
ライドシェアを利用するには、スマホのアプリを使います。乗客側は、タクシーより料金が安いことが多くキャッシュレスの事前決済のため安心ですし、ドライバーとしては自家用車の有効活用と副業での収入増というメリットがあります。このライドシェアを「配車型」と言います。
実はライドシェアにはもう1つサービスがあり、それが「相乗り型」です。こちらは同じ目的地に向かう車に相乗りするというもので、アプリやウェブサイトを通じて乗せたい人と乗りたい人をマッチングしています。
そしてもう1つ、いわゆるカーシェアリングとの違いは、カーシェアが「貸出できる車両とドライバーをつなぎ、車両は事業者が提供」しているのに対し、ライドシェアは「ドライバーと利用者をつなぎ、車両は個人の自家用車」の点。似ているようで大きな違いがあります。
ライドシェアが本格的なサービスとして機能するには法改正を伴うといわれ、それに向けて現在、さまざまな議論がなされています。公共交通機関の縮小も話題になる中、新しい移動の方法としてさらなる発展が見込まれているのです。
※参考:
ジオテクノロジーズ株式会社 https://geot.jp/
NHKオンライン https://www.nhk.or.jp/
TOYO TIRE株式会社 https://www.toyotires.jp/
株式会社中外 https://www.chugai-ad.co.jp/
notteco https://notteco.jp/
旅行や帰省等で出かける機会も多いシーズン。移動が増えれば「失せもの」も増えるのが世の常ですね。2023年、年間通しての現金の落とし物合計金額はなんと228億円。そのうち、無事落とし主に戻ったのは約151億円だそう。落とした人・拾った人・手続きした人が存在するわけで、悲喜こもごもの物語が存在しています。
さて、現金だけでなく私たちが持ち歩くモノの中には「大切なもの」「重要なもの」「なくすと支障が起きるもの」などがあります。例えばスマートフォン。紛失したことを連絡しようとしてカバンの中のスマホを探した、という笑い話もあるようです。失ったスマホは位置検索サービスで探すことが出来るほか、契約会社でも調べられるので、あわてず回線の一時停止をしましょう。
また、クレジットカードは紛失に気づいたらカード会社に連絡をし、ストップしましょう。たとえ見つかって手元に戻ったとしてもカード情報(番号や名前、有効期限、セキュリティコード)が他人の目にさらされた可能性があり、悪用される危険があるので再発行は必須です。ETCカードも高速道路を乗り放題される可能性があるので同様の手続きをしましょう。
免許証の紛失は、速やかに警察へ遺失物届けを出しましょう。免許証を悪用したクレジットカード契約や銀行口座の開設、キャッシングの契約が行えないよう、信用情報機関にも届け出ておくと、より安心です。
保険証は所属企業に、マイナンバーカードは専用窓口へ。銀行印やキャッシュカードは取引銀行に連絡を。車のカギの場合は、キーとじ込みはロードサービスですが、紛失は車を購入したディーラーが合鍵作成を代行してくれるケースが多いようです。ペットを迷子にさせてしまったら、地元保健所動物管理センターならびに警察へ。マイクロチップ装着は迷子対策に有効といわれています。
いずれの場合も警察へ届け出るのが必須です。どこの警察でも受付をしてくれますが、旅先等での紛失はその地の管轄の署へ届けた方がスピーディーな場合もあります。
落とし物は誰もがやってしまう可能性があるということを頭において、クレジットカードなどの番号を控えておく、スマホは契約会社の連絡先を把握しておくなど、対策を講じておくと慌てずに済みそうです。
※参考:
警察庁 https://www.npa.go.jp/
NHKオンライン https://www.nhk.or.jp/
一般社団法人全国銀行協会 https://www.zenginkyo.or.jp/
指定信用情報機関 株式会社日本信用情報機構 https://www.jicc.co.jp/
割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関 株式会社シー・アイ・シー
https://www.cic.co.jp/
GAZOO https://gazoo.com/
マイナンバーカード総合サイト https://www.kojinbango-card.go.jp/
株式会社NTTドコモ https://www.docomo.ne.jp/
KDDI株式会社 https://www.au.com/
株式会社ネクステージ https://www.nextage.jp/