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2015.10.01更新
 

増える記念日
 

朝のニュースなどで「今日は○○の日」と、記念日にちなんだ話題が取り上げられることがあります。それを聞いて「ああ、○○の日か、それなら△△を食べよう」となったり、あるいは営業先でちょっとした話の糸口になったりと、話題性に富んだ行動につながることもあります。10月であれば10日の「目の愛護デー」や14日の「鉄道の日」などは各地でイベントなどが開催され、よく知られていますね。

日本では現在、1年365日、毎日のようになにかしらの「記念日」があるのをご存じでしょうか。実は記念日は国が定めた休祭日と違い、有料の登録制になっています。企業、団体、個人が申請して登録をすれば誰でもつくれ、イベントなどで公式にアピールすることが可能です。例えば11月11日は「ポッキーとプリッツの日」ですが、これはお菓子メーカーの申請によるもの。もちろん個人でも記念日がつくれます。記念日として登録されるには「反社会的でないこと」などいくつかの審査基準があり、その合格率は約78パーセントなのだとか。でも一度通過すると記念日として毎年更新されていくので、頑張って申請する価値はあるかもしれません。

記念日や休祭日を紹介するサイトを見ると、実にさまざまな「○○の日」があることがわかります。歴史に基づく由来も多く、見ていて飽きません。自分や家族の誕生日が何の記念日なのかを調べるのもおすすめですよ!

※参考:
一般社団法人 日本記念日協会 http://www.kinenbi.gr.jp/
今日は何の日      http://hukumusume.com/366/kinenbi/index.html
週刊アスキー             http://weekly.ascii.jp/
エキサイト               http://www.excite.co.jp/
江崎グリコ株式会社         http://www.glico.co.jp/


「御朱印集め」の魅力とは?
 

パワースポットやヒーリングスポット人気の影響で、神社・仏閣巡りが静かな人気を呼んでいます。なかでも拝観して参拝した証にいただく「御朱印」は、神社やお寺ごとに異なることから人気を集め、「御朱印ガール」という言葉まで生まれました。

そもそも御朱印は、写経をお寺に納めた証としていただけるものでした。現在は参拝した証にいただける「印と書」というのが一般的です。何が書かれているのかというと、お寺の場合はご本尊や本堂の名前、神社の場合は社名のほか神社にまつわる動物などもあり、個性が際立っているのが特徴です。たとえば羽田空港を氏子に持つ羽田神社の御朱印には、飛び立つ飛行機のスタンプが使われています。

いろいろな神社・仏閣を訪れながら集めるというその性格から、スタンプラリーを思い浮かべる方も多いと思いますが、御朱印はお札やお守りと同等で、神仏に敬意をはらって頂戴する神聖なるもの。参拝をしてからいただくようにし、参拝もせずに御朱印だけをいただくのはマナー違反です。

いただくための手順としては、まずは心を込めて参拝した後で、御朱印所(または社務所)へ行き、代金を支払い、書いていただきたいページを開いて依頼します。代金はおおむね300円ですが、この時、小銭を用意しておくのが礼儀と心得ましょう。お寺と神社で御朱印帳を分ける必要はありませんが、なかには一緒だと断られることもあります。その時は新しい御朱印帳を買って書いていただきましょう。

大きな神社や仏閣では御朱印の依頼が混みあう場合もあるので、参拝前に御朱印帳を預けるところもあるようです。また出雲大社のように、2か所で御朱印がいただけることもあるので、あらかじめ調べてから参拝するのがおすすめです。

全国の神仏とご縁を結ぶ喜びと、デザイン的にも美しい御朱印をいただく楽しみ。寺社の御朱印帳を選ぶ楽しみもあるということで、御朱印集めにハマるのもうなずけますね。皆さんも自分の好きなスタイルとペースで、始めてみてはいかがですか?

※参考:
月刊「きいて!」(15年6月号/産経新聞社)
オズモール         http://www.ozmall.co.jp/
楽しい御朱印めぐり    http://www.gosyuin-meguri.com/
ご朱印びと          http://gosyuinbito.com/


国勢調査でわかること
 

5年ごとに行われる国勢調査、今年はその該当年でしたね。回答を終えてほっとされている方も多いのではないでしょうか。

国勢調査は、国内の人口や世帯の実態を明らかにするため実施される、国の最も重要な統計調査です。別名を「人口センサス」と言い、国連の勧告もあり世界のほとんどの国で実施されています。日本では蘭学者の杉 亨二をはじめとする統計学者たちの並々ならぬ尽力で1920(大正9)年に第1回の調査が行われました。以来5年ごとに実施、2015年の今年は20回目です。

調査項目は、時代やその時々のニーズに応じて変わっています。例えば1940(昭和15)年の調査では兵役に関する項目が、1947(昭和22)年の調査には引揚者か否かという項目が見られます。また、西暦末尾が0の年は「大規模調査」、末尾が5の年は「簡易調査」となっていることもあまり知られていません。

2015年の今年は簡易調査の年にあたりますが、「人口移動」という調査項目が入っていました。この項目は大規模調査でしか行わないもので、今回が特別だったことを表わしています。実は前回の国勢調査が行われたのは2010(平成22)年のこと。東日本大震災の約半年前でした。震災前後の人口の変化を知るために項目に加えたそうです。

次回5年後の2020年は、国勢調査開始から100年の記念の年。長い年月をかけて蓄積されたデータは、わたしたちの生活のさまざまなところで活かされています。

※参考:
総務省統計局      http://www.stat.go.jp/index.htm
東洋経済ONLINE    http://toyokeizai.net/


 
 
 
 
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