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2015.06.01更新
 

深〜い意味がこめられた、結婚記念日の数え方
 

結婚式を挙げると幸せになれるという神話にもとづいた言い伝えのあるジューンブライドといえば6月の花嫁です。そこで今月は、ブライダルシーズンにふさわしい話題をお届けしましょう。

さて、毎年訪れる結婚記念日、お祝いしていますか? この日にお祝いすることを「結婚記念式」と呼び、欧米では夫婦間や家族でプレゼントを贈るそうです。結婚記念日を祝う習慣は、イギリスが発祥と言われています。日本では夫婦よりも家同士のつながりを重視したためこのような風習はなかったのですが、明治時代、天皇がご成婚25年を迎えた時に銀婚式をお祝いになり、広く知られるようになりました。

結婚50年目の金婚式は大切な記念日として有名ですが、実は結婚記念日には1年ごとに名前とそれぞれの意味があるのをご存じでしょうか。たとえば1年目は「紙婚式」といって、将来の設計図を白い紙に書くこと、2年目は「綿婚式」で、質素倹約をしてぜいたくを戒めるなどというように、夫婦のあり方を示唆する内容がほとんどです。6年目の「鉄婚式」は、鉄のように強い人生を送る、という意味だそうで、なかには伸び縮みできる弾力のある生活を、という意味で8年目の「ゴム婚式」という少し変わった命名もあり、先人たちが結婚生活にこめた深〜い意味がわかりますね。

ちなみに15年目までは1年ごとに決まった名前と意味がありますが、それを過ぎると5年ごとになっていきます。25年目は「銀婚式」、35年目は年月をかけて成長することにたとえた「珊瑚婚式」。年数を重ねてゆくほど永遠の輝きや普遍的な価値をもつ貴金属、宝石の名前がつけられているのも大きな特徴です。

50年目の金婚式は、金色の輝きを得たという大きな記念日で、60年目が「ダイヤモンド婚式」となり、「長寿と一族の繁栄を意味する最高の結婚記念日」です。長い年月を経て固い絆で結ばれている夫婦にふさわしい名前ですよね。

冒頭でもご紹介したように、結婚記念日には夫婦間でプレゼントを贈りあうことも多いのですが、その時に記念日の名前に応じた贈り物を選ぶのも素敵です。結婚生活の先輩である親が、結婚した子どもに贈るのもいいかもしれませんね。

※参考:
ぐるなびウェディング  http://wedding.gnavi.co.jp/wedding/
大宮八幡宮    http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/hachimangu
株式会社三重平安閣  http://www.mie-heiankaku.co.jp/


日焼け対策は、目にも必要です
 

年間でもっとも多い紫外線が降り注ぐこの季節。紫外線が肌の老化や美容に大きく関係していることが広く浸透した結果、UVケアの大切さを理解してしっかり実践している方がほとんどでしょう。でも、ほとんどの方のUVケアは肌への対策ではありませんか? 実は日焼けには「目」も大きくかかわっているのです。

そもそも人間は、長時間強い紫外線を浴びるとメラニン色素をつくり、細胞を守ろうとします。これが日焼けやシミの原因になるわけですが、目も例外ではなく、強い日差しの下にいると「メラニン色素を作れ」という伝令が脳へ出されます。さらに目に紫外線を浴びることで細胞にダメージが蓄積し、白内障など病気の発症を引き起こすことも。つまり、UVケアという見地から見ると、肌だけを守っていては不十分ですし、目の健康から見れば、できるだけ紫外線の蓄積は避けるべき、という結論になるのです。

そこで紫外線から目を保護するためにおすすめなのが、サングラスです。ファッションアイテムとしての印象も強く、相手に失礼という概念や「有名人じゃあるまいし」という考えも根強く残っていますが、日差しが強くなり始めるこの時期には、ぜひ取り入れたい必需品です。

選ぶ時は、「紫外線透過率」と表示してあれば数値が低い方が、「紫外線カット率」と表示してあれば数値が高い方が性能が上です。店頭では「紫外線透過率1.0%以下」とか「紫外線カット率99.9%」などと書いてあるので、選ぶ際の品質の目安にしてください。

レンズの色は好みで選べばよいと言われますが、グレー系は自然な色合いなので、裸眼で見る色と変わりなく見えます。見た目もサングラスというより、色のついたメガネかしら?ぐらいなので、初心者やタウン使いにおすすめです。ブラウン系は緑色の光線を弱めるので、ゴルフ場やテニスで威力を発揮してくれそう。オレンジ系は、トンネルの明かりにも採用されているように、明るい視界を確保しながらまぶしさをカットしてくれ、遠くの対象物が認識しやすいのが特長です。また、車を運転される方なら、偏光レンズを選んでみてはいかがでしょう。正面から太陽の日差しを受ける時や雨に濡れた路面の反射、ギラつきを抑えてくれます。

フレームの大きさやレンズの色なども含め、自分の生活パターンに合ったサングラスを選ぶには、やはりメガネ店で相談しながら、というのがおすすめです。年齢を重ねれば重ねるほど、目はダメージを浴びているもの。適切なサングラスの使用で、健やかな瞳を保ちましょう。

※参考:
株式会社和真         http://www.washin-optical.co.jp/
株式会社メガネスーパー   http://www.meganesuper.co.jp/
有限会社れんず屋      http://www.lensya.com/
NHKオンライン         http://www.nhk.or.jp/


「たかが氷?されど氷」の世界
 

蒸し暑くなると、グラスの中で氷の音がカラカラと鳴る音が心地よく感じられます。これからの季節、お世話になる機会も増えますね。おりしも6月1日は「氷の日」。これは氷室に保存していた氷を食べる宮中での古い行事、「氷室の日」が起源です。

冷凍冷蔵庫はもちろん電気もなかった時代、氷は冬場にできた天然の氷を「氷室」という施設で貯蔵するしかありませんでした。氷室の歴史は古く、日本書紀という書物には、仁徳天皇の異母弟が狩りに出かけた先で氷室を発見し、天皇に献上したという記述があります。源氏物語や枕草子にも氷室で保存していた氷を食べるシーンが登場します。

さらに江戸時代になると、氷は幕府への献上品という破格の扱いになります。氷室の日を目指して、加賀藩が毎年、城内の氷室から採った氷を480km離れた江戸に運びました。明治時代に入ってから海外から製氷技術がもたらされ、国産の機械氷の生産もスタート。ようやく市民生活の中で氷を活用できるようになったのです。

現在は家庭で簡単に氷をつくれる時代ですが、そうなると氷に求めるものは「質」でしょう。実際、白くて不透明な家庭の氷ではなく市販の氷を好む人も増えているのだそう。実は、市販の氷と家庭でつくる氷は、決定的な違いがあるのです。市販の氷は専門用語で「単結晶氷」といい、水中に含まれる不純物(空気など)が少なく、氷の結晶が大きいのが特徴。また長い時間をかけてゆっくり凍結させており、これが「透明で溶けにくい氷」の秘密です。このような氷がつくれる設備や機能を家庭用の冷凍庫に応用するのはむずかしかったのですが、先頃新潟県の大学で開発された「究極の透明な氷」をつくる方法は、家庭用にも応用できる可能性を秘めているとか。遠くない将来、おうちで手軽に透明な氷がつくれる時代が来るかもしれません。

※参考:
大阪氷卸協同組合                  http://www.junpyou.or.jp/
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/
JB PRESS
http://jbpress.ismedia.jp/
寳船冷藏株式会社
http://www.housen.co.jp/
長岡技術科学大学 雪氷工学研究室HP
http://snow.nagaokaut.ac.jp/
全国氷雪販売業生活衛生同業組合連合会
http://www.icenet.or.jp


 
 
 
 
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