暮らしの情報・豆知識
2014.10.01更新
 

10月8日は、宙(そら)ガールになろう!
 

見上げるのに適した高さ、澄んだ空気。秋は月を眺めるのにふさわしい季節です。明治以前の日本では、月の満ち欠けを中心とした旧暦を採用し、農作業を始めとするあらゆる暮らしにおいて、月は身近な存在でした。歌や小説にも多く登場し、かぐや姫は月に帰るというSFばりの設定ですよね。

しかも今年の秋は格別な楽しみ方があります。10月8日は皆既月食なのです。2011年以来3年ぶり、全国規模で観察でき、しかも18時過ぎに開始という観測しやすい時間の天文ショーという好条件です。

月は太陽の光を反射して輝く天体で、太陽と月の間に地球が入ると、太陽の光が地球に遮られ、月は地球の陰になります。つまり月食とは、太陽と地球と月が一直線に並んだ時に起こる現象のことで、地球の影が月の一部を覆う現象を「部分月食」、全部すっぽり覆ってしまう現象を「皆既月食」と呼びます。

太陽が完全に見えなくなり、きれいな金環の現象が起きた2012年5月の金環日食はまだ記憶に新しいところですが、皆既月食は、完全に地球の陰に入った場合も月が見えなくなるわけではなく、赤い月(赤銅色-しゃくどういろ-)となってその姿を現します。これは、夕日を赤く見せるのと同じ「散乱」という現象のため。赤い光は波長が長く、地球の大気を通過し屈折するので、地球を回り込んで月を照らすのです。

皆既月食はさまざまな条件が重なって起きる珍しい現象のひとつ。家のあかりを消して夜空を見上げ、幻想的な月のショーを楽しんでみてはいかがですか?

※参考:
国立天文台        http://www.nao.ac.jp/
株式会社ニコン      http://www.nikon.co.jp/
キヤノン株式会社     http://canon.jp/
シネマカフェ        http://www.cinemacafe.net/
株式会社ビクセン     http://www.vixen.co.jp/


いまどきの目の健康
 

パソコンやスマホは、今や仕事にも暮らしにも欠かせないデジタル機器。その画面を長時間見続けることで、目の疲れを訴える人が増えているそうです。また先ごろ、目ヂカラメイクを頑張りすぎて、カラーコンタクトレンズやまつ毛エクステで目を傷つけることも問題になっていました。さらに加齢による白内障や緑内障などの病気のリスクもあります。10月10日は目の愛護デー、この機会に自分や家族の目について考えてみませんか?

目のトラブルの主なものは、「眼精疲労」「ドライアイ」「ものが見えにくい」です。眼精疲労は、目を酷使した結果、頭痛や肩こりといった全身に疲れを感じる状態のことです。ドライアイは、パソコン画面を見ることの多いオフィスワーカーの約3人に1人に症状が見られると言われ、スマホやゲームの影響で年齢に関わらず増加の傾向にあります。日ごろからできる対策としては、パソコン画面に光が反射して映りこまない場所でパソコン作業をする、1時間作業をしたら15分程度パソコン以外の仕事をして目を休ませる、目の疲れや乾燥が気になる時は、あたたかい蒸しタオルを目の上に乗せる「ホットパック」などがあります。

一方、ものが見えにくいのは、近くのものが見えにくくなる老眼、ものがゆがんで見えたり、視野が欠けたり中心が暗くなる加齢黄斑変性、見える範囲が狭くなっていく緑内障があります。病気によっては視力の低下や失明に至るので、ある程度の年齢になったら眼科医で定期健診を受けるとよいでしょう。

また今の時代は、目がおしゃれやメイクの要にもなっている時代。カラーコンタクトレンズやまつ毛エクステは、使い方や店の選び方を誤ると目を傷つけることがあるので注意が必要でしょう。また、目のふちの粘膜の部分にまでアイラインなどを入れると涙腺など目に影響があることも覚えておきたいところです。

「百聞は一見に如かず」というように、私たちは情報の約8割を目から受け取っています。健康な目でいることは、スポーツや趣味などを楽しみながら活動的な生活を送れるということです。いつまでも健やかな目でいられるよう、気をつけたいですね。

※参考:
公益社団法人 日本眼科医会    http://www.menokenko.jp/
参天製薬株式会社           http://www.santen.co.jp/ja/
ボシュロム・ジャパン株式会社    http://www.bausch.co.jp/ja-jp/
全国健康保険協会           https://www.kyoukaikenpo.or.jp/


運動会は日本生まれ
 

ここ数年、残暑の影響や学習カリキュラムの変化などで、運動会を春に行う学校が増えているという話を耳にします。

少し前の昭和の時代、運動会といえば、10月10日体育の日前後に行われるものでした。「体育の日」とは、1966(昭和41)年に制定された国民の祝日です。1964(昭和39)年に開催された東京オリンピックの開会式が10月10日だったため、この日になったというのは有名な話ですね。文部科学省では、この日にふさわしい諸行事として、体育大会や運動会、スポーツ競技会などを挙げています。

運動会の始まりは、体育の日制定よりずっと前のこと。1874(明治7)年、東京・築地の海軍兵学校で行われた「競闘遊戯会」だといわれています。その後、集団行動の訓練の場として、文部省の推進によって全国に広がり、学校だけでなく企業や地域の運動会が開かれる今のような状況になりました。あの「パン食い競争」も、運動会の誕生早々に生まれた名種目だそうです。また、政治や戦争など時代が色濃く反映された種目もあり、騎馬戦は当時盛んだった政治運動から生まれたものだとか。ちなみにアメリカやイギリスは、全員で一斉に行うという運動会の概念がなく、運動会そのものがありません。運動会は日本で生まれた日本独自のスポーツイベントなのです。

さて、運動会に子どもの雄姿を映像に残したい親御さんのために、簡単な撮影のコツをご紹介しましょう。運動会は、校庭のわが子を撮るものと思っていませんか? 朝、家を出る子どもに抱負をインタビューしたり、準備をしている姿から撮れば、1日のドキュメント風な作品に仕上がります。また、入場行進などはロングショットで会場全体を撮影し、子どもの出場競技では表情アップを撮るなど、メリハリをつけるのもおすすめです。また、子どもの目線と同じ高さで撮影すると、自然な表情を撮ることができます。近頃は、競技をする子どもだけでなく、応援している家族を同時に2画面で同時に録画できるカメラも登場し、注目されているようです。

健康な心身を培う場として開催され続けている運動会。この日は、ちょっと体を動かして汗を流してみませんか?

※参考:
文部科学省              http://www.mext.go.jp/
ハマスポ.com             http://www.hamaspo.com/
はてなニュース            http://hatenanews.com/
株式会社JVCケンウッド       http://www3.jvckenwood.com/
ソニーマーケティング株式会社   http://www.sony.jp/


 
 
 
 
キーストーンコンサルティング株式会社 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野1-2-39 4F TEL 093-551-6325 FAX 093-551-6326保険相談・教育費積立相談・経営コンサルティング対応エリアは全国です 東京、大阪、名古屋、をはじめ 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県 香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県