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2013.12.02更新
 

キャンドルライフのおすすめ
 

寒い季節をあたたかく演出する小道具として人気のキャンドル。静かにゆらめく炎は、この季節の幻想的なシーンにぴったりで、小さなキャンドルをひとつ灯すだけで部屋の雰囲気ががらりと変わるのも醍醐味です。最近はキャンドルの専門店だけでなく、インテリアショップや雑貨店などでもよく見かけるようになりましたよね。

ろうそくの歴史は古く、ヨーロッパや中国では紀元前からつくられていたとされます。日本には6世紀の半ば頃、仏教とともに、ミツバチの巣から取れる蜜ロウを原料とした蜜ろうそくが中国から渡来しました。この頃のろうそくはとても高価で貴重なものだったので、使える人はごく限られていました。時代が下って江戸時代になると、日本でもろうそくが生産されるようになります。それが「和ろうそく」で、蜜ロウではなく植物を原料とする日本独自のろうそくです。国産できるようになっても庶民にとって高嶺の花であることに変わりはなく、安価な西洋ろうそくが輸入されるようになった明治に入って、ようやく広く普及しました。

キャンドルを楽しむコツは、シーンや目的に応じて使い分けることです。例えば食事を楽しむ時のキャンドルは、香りのないものを選ぶのがコツ。さらに高さが22cm前後のものだと料理と人の顔の両方を照らしてくれます。逆にリラックスしたい時は、香料の入ったアロマキャンドルがおすすめです。最近はインテリアとしても使えるモチーフキャンドルや、水に浮かべて楽しむフローティングキャンドルを始め、虹色の炎の色を楽しむユニークなキャンドルも登場しました。また「和ろうそく」と「西洋ろうそく」は、それぞれ燃え方や炎の大きさが異なるので、好みに応じて使い分けてみるのも楽しそうです。

テレビや部屋の電気を消してキャンドルを灯せば、いつもと違った豊かで濃密な時間が流れることうけあいです。

※参考:
カメヤマ株式会社          http://www.kameyama.co.jp/
ペガサスキャンドル株式会社   https://www.pegasuscandle.com/
一般社団法人 日本植物油協会 http://www.oil.or.jp/index.html
国立科学博物館           http://www.kahaku.go.jp/
レインボーキャンドル合同会社  http://www.rainbowcandle.co.jp/


古くて新しいおやつ、かりんとう
 

庶民的かつ伝統的なおやつのひとつである、かりんとう。黒糖と白砂糖味の2種類が一般的ですが、ここ数年来のブームで最近はいろいろなフレーバーが発売され、かりんとう専門店には、季節限定の商品が並んでいます。中にはギフトに使えるような高級感を漂わせるものもあり、なかなか奥深いお菓子のひとつです。

かりんとうは、小麦粉の生地を発酵させたものを油で揚げ、蜜をかけたお菓子。太さもいろいろあり、形も丸くて平らなもの、四角い板状のもの、ねじってあるものなどさまざまです。お菓子としての歴史も古く、遣唐使から聖徳太子へ献上された「小麦粉を揚げたお菓子」が起源といわれているとか。庶民の口に入るのは、江戸中期以降。深川近辺で売り歩かれていた、棒状の小麦粉に黒糖をまぶしたお菓子が評判になったという記録があります。ちなみにかりんとうの語源は諸説ありますが、花梨の木の色に似ているから、という説と、かりかりしている食感をもじったもの、それからペリー来航の時、黒船のことを「火輪船」と呼んだことからかりんとうとなった説があります。いずれにしても、絶妙なネーミングと言えそうです。

さて、かりんとうは年代問わず好まれていますが、とくに好んで食べるのは30〜50代の女性だそう。さらにかりんとうの消費調査によれば、ベスト3は関東、東北、北海道となっていて、東高西低型であることもわかりました。

年末の慌ただしい時期ですが、忙しい合間をぬってお気に入りのかりんとうとあたたかいお茶で、ほっこり気分を味わってみてはいかがでしょう。

※参考:
独立行政法人 農畜産業振興機構  http://www.alic.go.jp/
かりんとうファン!            http://www.karinto-fun.com/
東京カリント株式会社           http://www.tokyokarinto.co.jp/
株式会社中村屋              http://www.nakamuraya.co.jp/
日本橋錦豊琳               http://www.nishikihorin.com


個性際立つ、「もつ」の魅力
 

B級グルメの食材としても人気の「もつ」。かつては、サラリーマンが一杯飲むときのお供という印象が強かったようですが、最近は性別や年齢にかかわらずよく食べられ、スーパーなどでも見かける一般的な食材になりましたね。コラーゲンが豊富で美容によいと評判を呼び、近頃では、もつ料理に抵抗のない若い女性を「ホルモンヌ」と言うそうです。

「もつ」は「ホルモン」とも呼ばれ、牛・豚・鶏の内臓肉全般を指します。ミノ(胃)やハツ(心臓)、レバー(肝臓)、タン(舌)、ハラミ(横隔膜)などが代表的ですが、ありとあらゆる部位が食用になっていて、部位によって異なる歯ごたえやうまみが多くの人を魅了しています。地方によっては、牛と豚で呼び方が違ったり、肝臓・心臓を「赤もつ」、胃と腸を「白もつ」と色で区別したりすることも。欧米でも経済的で栄養価が高く、豊かな味わいで定番人気の食材で、「バラエティミート」の名で呼ばれているそうです。

「もつ」と「ホルモン」は同じ意味ですが、関東では主に「もつ」の呼称を用い、関西では「ホルモン」と言うことが多いようです。「もつ」とは「臓物(ぞうもつ)」の略語で、もとは料理人や業者間で使う隠語でした。ちなみによく聞く「ホルモンは『放る(捨てる)もん』が語源」という話はよく知られていますが、俗説のようですよ。

一般に牛肉は関西以南、豚肉は関東以北での消費が活発だと言われますが、内臓肉も同様です。また、夏は焼肉の材料として「赤もつ」が、冬は煮込み向けに「白もつ」の消費量が増えるなど、地域や季節によって需要が異なることを聞くと、なるほどと思いますよね。

「もつ」をおいしく食べるには、何よりも新鮮さがポイントです。家庭で調理をする場合は、食材を信頼できるところから入手することが何より大切といえます。部位によっては湯通ししながら洗浄するなど手間がかかることも多いので、専門店や居酒屋などで味わうのもいいですね。

※参考:
社団法人 日本畜産副産物協会   http://www.jlba.or.jp/
食育大事典               http://www.shokuiku-daijiten.com/index.php
有限会社 一角コーポレーション  http://www.beef168.co.jp/
山口食品                http://www.yamaguchi-horumon.com/


 
 
 
 
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