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2013.07.01更新
 

注目の美容フード、大麦。
 

「大麦」....。パンやパスタの原料になり、小麦粉として家庭に常備されている小麦と比べ、かなりマイナーな存在かもしれません。事実、大麦は麦茶やビール、焼酎などの原料として使われるのがほとんどです。

その大麦が今、「究極の美容フード」として、熱い視線を集めています。その理由は、抗酸化物質のポリフェノールやビタミン、ミネラルなどのほか、食物繊維を豊富に含んでいること。その数値は精白米の約17倍といわれ、食物繊維の宝庫と名高いサツマイモやゴボウよりも多いのです。しかも水溶性と不溶性の2つの食物繊維がバランスよく含有されているのも特長です。βグルカンという水溶性食物繊維は食べ物をゆっくり消化させるため、血糖値の上昇を抑える働きがあり、ダイエットや糖尿病予防に効果があるといわれています。また、余分な塩分やコレステロールなどを体外に排出することから、肥満や便秘、動脈硬化にもよいと言われています。

大麦はイネ科の植物で、世界最古の穀物のひとつです。古代エジプトのツタンカーメン王の墓からも発見されており、日本へは中国から伝来しました。奈良時代には日本中で広く栽培されました。現代でも人気のある「麦ごはん」として食べられるようになったのは平安時代からで、かの徳川家康も健康のために麦ご飯を食べていたそうですよ。

ところで、大麦が体によいのはわかっていても、パサっとした食感が苦手で敬遠している方も多いと思います。そんな方におすすめなのが「もち麦」です。実は大麦にはお米のように「うるち種」と「もち種」があり、もち麦はプチプチとしたもちもちの食感なので、高齢者から子どもまで、抵抗なくいただけると人気です。

大麦を「美容フード」として食べるなら、だんぜん朝がおすすめ。ヨーグルトに混ぜたりスムージーにして飲むとよいとされています。豊富な食物繊維でおなかをすっきりさせ、腹もちがよいので間食も減るといいことづくめです。食べるたびに茹でるのは手間ですが、茹でて冷凍保存もできますし、電子レンジ調理も可能とのことなので、つくり置きするのが続けるコツですよ!

※参考:
全麦連         http://www.zenbakuren.or.jp/
株式会社はくばく  http://www.hakubaku.co.jp/
大麦食品推進協議会  http://www.oh-mugi.com/
アメリカ穀物協会  http://www.grainsjp.org/
ぐるなび        http://www.gnavi.co.jp/


にっぽんのスーパー雑草、どくだみ。
 

この時期、道ばたや空き地など、いたるところで見かける白い花といえば「どくだみ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
独特のにおいがあり、日陰など場所を選ばず繁殖力が強いことから、草花としては少々嫌われがちです。が、しかし! その正体は単なる雑草などではなく、すごい薬草なのです。

どくだみの漢方名は「十薬(じゅうやく)」といい、「十の毒を消す」という意味があるそうです。その名からもわかるように十種の効能を持つ薬草とも言われています。実際の薬効は十種以上だそうで、まさにスーパー薬草たるゆえんでもあります。

「どくだみ」の語源は諸説ありますが、「毒を矯(た)める」から来たものというのが有力です。江戸時代より前は、しぶとい草という意味で「之布岐(しぶき)」と呼ばれていたそうで、切り傷や化膿止めの外用薬として使われていました。
あの独特のにおいはデカノイルアセトアルデヒドという精油成分で、昆虫も嫌う種類のにおいなのだそうです。その性質を利用してシロアリ予防などにも使われるほか、強い抗菌作用を活かして抗カビ剤にも使われています。このにおいは加熱によって消えるので、乾燥させて煎じたり、茹でて和え物やてんぷらでおいしくいただけます。ベトナムでは生の葉を食べる文化があるのだとか。
え?あのどくだみを生で?と驚きますが、ベトナムのどくだみは、日本のものほどにおいがきつくない種類なのだそうです。

日本では、古来よりゲンノショウコやセンブリと並ぶ代表的な民間薬だったどくだみ。そう思うと道端で臭気を放っていても、イヤでなくなりそうですね。

※参考:
株式会社宮城環境保全研究所  http://www.miyakanken.co.jp/
薬膳料理 和食植野屋  http://www.shishiclub.co.jp/uenoya/index.html
クックパッド  http://cookpad.com/
草木図鑑   http://aquiya.skr.jp/index.html


柿の種の“話のタネ”
 

蒸し暑いこの季節は仕事帰りに缶ビールを買い、汗をかいた服を脱いでビールで喉を潤す、そんな人も多いのではないでしょうか。

そんな「家飲み」のお伴といえば柿の種です。「柿ピー」とも呼ばれ、ピリ辛のしょうゆ味の香ばしさとピーナツのコクはビールとの相性も抜群ですよね。あられやせんべいは女性の消費が多い中、柿の種は男性にも子どもにもよく食べられている珍しいあられで、海外旅行に「必ず連れて行く」方も多いとか。

柿の種は、独特のあの形が果物の柿の種に似ていることが語源ですが、実はこれ、新潟のあられ製造会社社長の奥さんが小判型だったあられの型を踏んで歪んでしまった型を、そのまま使用したことで生まれた、まさに偶然の産物だそう。やがて他の製菓企業も参入し、柿の種は全国的な商品として定着しました。そして、あられである柿の種にピーナツを入れたのが帝国ホテルのバーだったという説は有名です。欧米にならってお酒とともにナッツを提供する際、柿の種にピーナツをまぜたという説です。

そしてもう一説は、亀田製菓創業者の妻が店番中に思いつきで一緒に食べたらおいしかったので、商品化したという説です。柿の種とピーナツの比率は何回かの変更を経て、現在は6対4の黄金比率に落ち着いているそうです。

また、味付けのバリエーションが増えているのも最近の傾向で、チョコレートがけを始め、チーズや山椒などさまざまなフレーバーが柿の種ファンを喜ばせています。さらにデパ地下には柿の種専門店もお目見えしました。ユニークなフレーバーを好きなだけ買える量り売りシステムを採用していたり、おしゃれなパッケージになっていて手土産などにも用いられているとのことですから、柿の種の概念をいい意味で裏切ってくれているようですね。

柿の種は、いろいろなメーカーから発売されている国民的あられ。いろいろ食べ比べてMyベストを追究するのも楽しそうです。

※参考:
亀田製菓株式会社    http://www.kamedaseika.co.jp/
浪花屋製菓株式会社   http://www.naniwayaseika.co.jp/
美濃屋あられ製造本舗  http://www.minoya-arare.com/
NTTコムウェア株式会社 http://www.nttcom.co.jp/
かきたねキッチン  http://www.toyosu.co.jp/kakitanekitchen/index.html


 
 
 
 
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