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2013.06.03更新
 

知ってるようで知らない、電波時計あれこれ。
 

6月10日は時の記念日です。671年4月25日、天智天皇が水時計を設置したことに合わせ、時間を大切にする趣旨のもと1920(大正9)年に制定されました。4月25日は今のグレゴリオ暦の6月10日にあたります。
時を知らせるのが時計ですが、水時計や日時計を経て機械時計が日本にもたらされたのは1551年のこと。フランシスコザビエルによって持ち込まれたのが、記録に残る最古のものです。明治に入ると懐中時計や腕時計が普及しますが、時計としての原理はフランシスコザビエルの頃から変わらないものでした。

1969(昭和44)年、日本の時計メーカーから発売され世界中を驚かせたのが、クオーツ式の腕時計です。時計としての精度が飛躍的に高まり、またたく間に腕時計のスタンダードになりました。初めての腕時計はクオーツだったという方がほとんどではないでしょうか。

それから約30年後の1990年、ドイツでまったく新しい時計が誕生しました。それが「電波式」時計、一般に電波時計と言われているものです。93年には日本の時計メーカーが世界に先駆けて多局受信型電波腕時計を商品化しました。
電波時計とは、その名の通り電波を受信して時刻を合わせる時計です。時刻の元になっているのが「標準電波」で、理論上では30万年に1秒という誤差というセシウム原子時計を使われています。日本には電波塔が2か所あり、福島のおおたかど山から40kHz、佐賀のはがね山から60kHzの周波数で送信しています。標準電波の送信は24時間なされていますが、電波時計が受信するのは1日1回、2か所の送信所のどちらかから受け取っています。
ちなみに福島と佐賀の中間あたりに住んでいる人が電波時計を購入する時は2周波対応タイプがおすすめですが、1周波タイプのものなら60kHz対応のものを選ぶとよいそうです。また、地下やビル、マンションなど電波が届きにくい場所もありますので、掛け時計などは取り付ける場所を工夫しましょう。近くの電化製品や近所の工事の影響などで、電波状況が変化することもあるようです。

さらに標準電波の周波数やフォーマットは国によって異なります。アメリカは60kHzで佐賀と同じ周波数ですが、互換性はありません。基本的には国内向けの電波時計が海外で受信することも、海外で買ってきた電波時計を日本で受信して使うこともできないのです。最近は何カ国対応型も発売されていますので、必要な方はそういったタイプを選ぶようにしましょう。

※参考:
日本標準時グループ       http://jjy.nict.go.jp/
一般社団法人 日本時計協会  http://www.jcwa.or.jp/
セイコーウオッチ株式会社    http://www.seiko-watch.co.jp/
シチズン時計株式会社      http://citizen.jp/
Cooの腕時計            http://mr-coo.com/
web R25               http://r25.yahoo.co.jp/


期間限定からお試しまで、レンタルでスマートな暮らしを。
 

ひと昔前までレンタルといえば、筆頭のレンタカーはもちろん、ベビー用品や海外旅行用のトランクといった「必要なものを期間限定で」借りることを表す言葉でした。しかし今どきのレンタルは、時代や消費者のニーズによってちょっぴり様変わりしているようなのです。

今どきレンタルその1が「お試し」です。例えば自動お掃除ロボットのように“便利そうだけど、自分の家で使えるかどうか心配”なものや、“高額で買うには勇気がいる”家具や家電品などを「借りて試して購入を検討する」というわけです。レンタル商品は最新家電から美容家電のほか、カメラ、自転車、ゴルフクラブや楽器といったホビー関連まで幅広いジャンルが揃っているので、必要なものを見極める手助けにもなりそうですね。お試しレンタルのよいところは、実際に自宅で使ってみることで仕様などのデータではわかりにくい音や大きさ、使用感をチェックできることでしょう。

今どきレンタルその2は「演出小道具」です。学園祭シーズンになると引っ張りだこの模擬店用の焼きそばや焼き鳥用の道具などが古くからありますが、さらに個人向けに進化しています。「なくてもいいけど、あると楽しい」がキーワードで、自宅で女子会をするのでホームベーカリーを借りる、旅行のためにナビを借りるといった、個人のイベントを盛り上げるためのレンタルです。ちょっと前なら買うのが当たり前だったこういう機器を借りてすませるという背景には、お金に対する意識というよりも、できるだけものを持たずに暮らしたい、といった価値観がかいま見えます。

今どきレンタルその3が「必要なものを期間限定」です。古くからあるオーソドックスなレンタルですが、今は必要だけどいずれ不要になるベビー用品などは根強い人気があるそうです。また「貸し本」は、大手レンタルビデオ店によるコミック本レンタルに、「貸しふとん」は、単身赴任者向けに必要家電などとセットになったレンタルなど、時代ともに中身を変えながらも健在です。

さまざまなものがレンタルできる今の時代、レンタルならではの魅力を存分に生かし、暮らしの中で上手に利用していくのがおすすめです。

※参考:
おかりなレンタル          http://o-carina.jp/
ヤマトホームコンビニエンス    http://www.008008.jp/
株式会社ヤマハミュージックジャパン http://www.yamaha-yml.co.jp/rental/
ダスキンレントオール       http://www.kasite.net/


大人こそ、スポーツカーを。
 

1769年、世界初の自動車が誕生、その後の1886年には、ドイツのダイムラーとベンツによって相次いでガソリンエンジンの自動車が完成しました。自動車の歴史の幕開けから約1世紀、その間、世界じゅうのメーカーから数えきれない車が誕生しています。

乗用車をボディーの形状で分けると、大きく9種類になります。よく知られているのは「セダン」「クーペ」「ステーションワゴン」「ミニバン・1BOX」「SUV」といったところでしょうか。目的やライフスタイルで選べるようになっているわけですね。時代によって人気の形状も変遷し、かつて主流だったのはセダンでしたが、最近はミニバン・1BOXやステーションワゴンに人気が集まっているようです。

さて、今、若い世代の車離れが加速していると言われる一方で、「スポーツカー」と呼ばれるクーペタイプの車を楽しむ人が増えているそう。かつてスポーツカーの「名車」を実体験として知っており、「スーパーカー消しゴム」に馴染んだこともある、いわゆる中高年から上の年代層です。

国産のスポーツカーは1960年代から70年代にかけて、トヨタスポーツ800やトヨタ2000GT、ホンダS800、日産フェアレディZ、マツダコスモスポーツと各メーカーから歴史に残る名車が生まれました。90年前後には、日産からGT-R、ホンダからNSX、マツダからは世界じゅうで大ヒットしたユーノス・ロードスターが登場。現在は日産GT-RやフェアレディZ、マツダロードスター、トヨタ86(ハチロク)、スバルBRZといったスポーツカーがあり、ホンダからは何とハイブリッドのスポーツカー、CR-Zが出ています。

さて、一口にスポーツカーといいますが、厳密な定義があるわけではないようです。速さだけではない「走り」にこだわっていて、ステアリングなどのマシン的なバランスがよく、運転する楽しさを求めたクルマがスポーツカーである、といったところでしょうか。意外と知られていないのですが実は燃費もいいので、「かっこいい走り」「運転の楽しみ」を味わいたい方にも最適といえそうです。「スポーツカー」でなくても、セダンやワゴン車にもスポーツタイプの車がありますので、まずはこちらから、という手もありそうですね。

古きよき時代のスポーツカーを30年40年のスパンで大切に乗るという、大人ならではの贅沢な楽しみ方をしている人も少なくありません。スポーツカーに乗ることは、若い時にはできなかったことを楽しむための、カッコイイ大人の趣味と言えそうです。
“わが青春”を彷彿させる魅惑いっぱいのスポーツカーは、大人たちの熱き想いも乗せて走っているのかもしれません。

※参考:
一般社団法人日本自動車工業会  http://www.jama.or.jp/
独立行政法人環境再生保全機構  http://www.erca.go.jp/
GAZOO    http://gazoo.com/top/gazootop.aspx
トヨタ自動車株式会社       http://toyota.jp/
ホンダ技研工業株式会社     http://www.honda.co.jp/
日産自動車株式会社       http://www.nissan.co.jp/
マツダ株式会社           http://www.mazda.co.jp/
富士重工業株式会社       http://www.subaru.jp/


 
 
 
 
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