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2011.10.03更新
 

発酵のチカラ
 

猛暑と節電の夏が終わり、そろそろ疲れが出てくるこの頃…。そんな夏疲れしたカラダに効果的な、発酵食品はいかがですか?

発酵食品と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ヨーグルトやキムチ、味噌に納豆といったところでしょうか。ほかに、パンやビール、チーズはもちろん、意外に知られていませんが、かつお節も発酵食品です。

発酵とは、微生物および酵素が有機化合物を分解し有益な物質へ変化させる現象のこと。逆に腐敗は人間にとって有害なものを作り出す現象で、両者とも微生物が関与しているとはいえ、大きな違いがあるのです。

発酵食品が健康によいことは広く知られるところですが、どういうところがなぜよいのでしょうか。まず挙げられるのが「栄養分が増す」こと。ゆでた大豆と納豆を比べるとビタミンB2は6倍も増えます。さらに納豆菌の働きによって出来る「ナットウキナーゼ」が、血液の流れを良くしてくれます。次に「風味が増す」ことです。紅茶やワインなど香りのよいものから、くさやや納豆など苦手な人にはたまらない種類のものもあります。これは発酵によってグルタミン酸などのうまみ成分が増えた結果。味噌や醤油の香りも発酵食品ならではです。最後は「保存がきく」こと。生の牛乳よりチーズの方が、カツオよりも鰹節の方が保存がききますよね。保存中は熟成が進むというおいしいオマケがついてくる食品もあるほどです。

数千年も前から、世界中の風土や食生活が生んだ伝統食である発酵食品は、カラダにうれしく豊かな食を約束してくれる究極のスローフードといえそうです。

※参考:goo http://www.goo.ne.jp/
粟長醤油株式会社 http://www.awacho.co.jp/
株式会社柳屋本店 http://www.yanagiya.co.jp/
ユーコープ事業連合 http://www.ucoop.or.jp/
日本水産株式会社 http://www.nissui.co.jp/
クラブパナソニック http://club.panasonic.jp/


暮らしに息づく数字、「名数」。
 

百名山、七福神、三冠王、八景…。古くから日本では、数詞を用いた表現を「名数」と呼んで伝えてきました。名数とは「同類のものをいくつかまとめ、上に数字をつけて呼ぶ呼び方」(大辞林より)。一、二といった小さい数はもちろん、千人針、八百万の神などのように大きな単位も用いられており、現代でも三大○○や百○など次々につくられています。ものごとをひとくくりにしてランキングする、あるいは覚えやすくするための工夫として、私たちの暮らしを豊かに彩ってくれる存在ともいえそうです。

2007年に行ったある調査では、日本人が好む数字の上位に「7」「3」「8」があがっています。ラッキーセブンの7や末広がりの8はともかく、3とは?
実は「3」という数字は中国で縁起のよい数字とされ、その考え方が日本にも伝わったのだとか。三々九度や三大○○など数も多く、名数の中でも身近な数字ともいえそうです。

名数は「世界の七不思議」や「日本の百名山」といったスケールの大きなものから、「江戸三座」や「鎌倉の名数」など地域に根ざすものまでさまざまで、私たちの生活の中に深く息づいていることがわかります。

近所の札所巡りや名数がついた地元の観光スポットを調べて訪れたり、「わが家の三種の神器」や「うちのワンコの七不思議」など、家族オリジナルの名数をつくってみてはいかがですか?

※参考:「大辞林」(三省堂)
「国語百談」(日下部重太郎著)
鎌倉ぶらぶら http://www.kamakura-burabura.com/
NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/
データ出典;平成19年 NHK放送文化研究所による調査


楽しい旅は上手な荷造りから
 

国内の航空会社が相次いで格安航空会社参入を発表、インターネットの普及でツアー申込も簡便化するなど、旅は身近で多様なものとなりつつあります。折からの登山ブームも続いており、旅の準備も楽しみのひとつでもありますね。

一方で旅行の支度が苦手な方やパッキングに悩む方も少なくないようです。一緒に旅行する友人の荷物はコンパクトなのに、自分はいつもひと回り大きなカバンを持っているという思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あれもこれも必要かもと思いつくままモノを入れたら、膨大な荷物になりかねません。そこで楽しい旅のためのパッキングのコツをお届けします。

まずは、持ち物リストを作ります。衣類、靴、雨具などの必需品と常備薬などをリストアップ。現地で調達するという方法もありますが、入手できないことも考えておむつなどは使い慣れたものを持参するのが無難です。リストには持参するかどうか迷うもの、あると便利なものなども含め、考えつくものをすべてあげておきましょう。

リストアップが終わったら、リストにあげたものを実際に床の上などに並べてみます。この作業で、頭の中で描いていた荷物の量が実際の量となって「見える化」します。スーツケースに入れるのかボストンバッグで足りるのかという、適切なカバン選びの参考にもなります。持ち物全体を見ることによって、不要なものや代替えできるものがないかの判断がしやすくなるのです。

さて、持ち物が決まったらいよいよパックです。スーツケースは移動の時の状態、つまり立てた場合を考えて、重いものを下にパッキングします。大きくなものから詰めていき、小さいものですき間を埋めるように入れていくとよいでしょう。リュックや手提げのかばんは重心が上になるように、軽いものを下、重いものを上に入れることで軽く感じることができます。つまりスーツケースとは逆です。

パッキングアイテムとしておすすめなのが、ジッパーつき透明ビニール袋。中身が見えるので整理しやすく、移動中の乗り物の中で与えるおやつなどお子さんのものを入れたりするにも便利です。予備に何枚か持っていくのがおすすめです。また、セーターなどかさばる服は、衣類用圧縮袋を利用すればコンパクトになります。そうそう、帰りにお土産を入れるスペースを空けておくのも忘れずに。少しの工夫で上手なパッキングをし、楽しい旅行をしたいものですね。

※参考:四国電力株式会社 http://www.yonden.co.jp/
日本航空株式会社 http://www.jal.co.jp/
グリプトンドットコム http://www.griptone.com/
こちら旅の情報部 http://www.tabimap.com/ 


 
 
 
 
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