家電売り場にずらりと並ぶさまざまな掃除機。いざ購入となると何がよいのか、あれこれ迷ってしまいますね。まず、選ぶ目安になるのは「吸込仕事率」でしょう。吸い込む力を表す数字で、大きいほど強力です。が、吸い込むパワーはブラシの性能も大きくかかわっているのだそう。なので数字の大きさとブラシが自宅の床材や用途、たとえばペットがいるなどの条件に合うか、きちんと検討するのがポイントです。
次に、サイクロン式と紙パック式の違いですが、どちらがいい悪いということではなく、ゴミをためる方式の違いになります。サイクロン式は「吸込力が落ちない」のが特長です。しかしフィルターの掃除やダストボックスのゴミ捨てなど、こまめな手入れが必要なことはあまり知られていません。吸込力が落ちない=メンテナンスフリーということではないのですね。一方紙パック式は、メンテナンスが比較的楽にできますが、紙パックの購入というランニングコストがかかることと、吸込力が若干落ちるのが難点でしょうか。
また、1台で家じゅうを掃除するなら、掃除する時間帯や家族構成も念頭に入れて。夜掃除派なら静音設計が、赤ちゃんがいるなら排気がクリーンなタイプが選択肢に入ってきますね。食べこぼしなどをササッと掃除できる掃除機をお探しなら、スタンドタイプやハンディタイプが便利そうです。仕事に出かけている間やお買い物中にお掃除してもらいたい!という方には、自走式掃除機がおすすめです。
ひとくちに掃除機を使うといっても、そこにはかなり自分の暮らし方が投影されているもの。お部屋掃除を楽にするには、ライフスタイルに合った掃除機を賢く選ぶのがコツかもしれません。
※参考:国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/
三洋電機株式会社 http://products.jp.sanyo.com/
セールス・オンデマンド株式会社 http://www.irobot-jp.com/
ダイソン株式会社 http://www.dyson.co.jp/
株式会社東芝 http://www.toshiba.co.jp/
パナソニック株式会社 http://panasonic.co.jp/
株式会社日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/
三菱電機株式会社 http://www.mitsubishielectric.co.jp/
突然ですが、カーテンの衣替え、していますか? カーテンとは窓辺に布などを吊るして外部からの目隠しをするもの。それだけでなく夏は冷房効率を良くし、涼しげな色使いや素材はインテリアのアクセントにもなります。
昼の時間が長くなるこれからの季節、寝室や日当たりの良すぎる部屋におすすめなのが「遮光カーテン」。その名のとおり、光を遮る機能がついたカーテンです。外から光が射し込むのを防ぐのはよく知られていますが、室内の光も外に漏らさないことが知られるようになってからは、防犯やプライバシー保護という観点でも注目されるようになりました。例えば夜帰宅して部屋の照明をつけることで、どの部屋に住んでいるのかが外部からわかってしまう不安や、カーテンごしに中の人が何をしているのか知られてしまう心配、そういったことが遮光カーテンで解決できるのです。また、仕事などで日中部屋を留守にしても遮光カーテンを閉じておくことで室内の温度上昇を緩和し、帰宅してからのエアコン代の節約にもなります。
さらに暑さで眠りが浅くなるこれからの季節は、光を上手にコントロールすることが快眠へのカギになります。わたしたちヒトが体内に持っている「1日」の単位は25時間なのに対し、地球が刻む「1日」は24時間です。この1時間差を調整しているのが体内時計。この時計は、太陽の光を浴びた時に体が目覚め、時間のズレを修正するようにプログラムされているそうです。寝室が東や南向きだと早朝から日の光を浴び、体が覚醒して寝不足を招く原因になるため、遮光カーテンなどを活用するのがよいとされているのです。
遮光カーテンには、カーテンをぴたっと閉じた状態で真っ暗になる遮光1級から、人の表情はわかるが作業には向かない暗さの3級までの等級があります。日当たりや部屋の用途、方角にあわせて使いわけるとよいでしょう。
生活を守り、健康にもひと役買ってくれる上に省エネにもなる遮光カーテン。夏の模様替えシーズンに、検討してみてはいかがですか?
※参考:株式会社サンゲツ http://www.sangetsu.co.jp/
株式会社吉悦商店 http://www.yoshietsu.com/
インテリアの基礎情報 http://www.furuito.com/
東リ株式会社 http://www.toli.co.jp/
独立行政法人 産業技術総合研究所 http://www.aist.go.jp/
株式会社ヘルスクリック http://www.health.ne.jp/