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2010.02.01更新
 

テレビのこれから、どうなる?
 

「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンです」。1953年(昭和28年)2月1日、初めてのテレビ放送はこのアナウンスで始まりました。60年代にはアメリカ、キューバに次いで世界で3番目にカラー放送を開始。テレビの黎明期であり、「観ない時は布をかけて大事にしていた」「新聞のテレビ欄にカラー放送の表示があった」といったエピソードはよく知られるところです。

80年代に入ると録画して好きな時間に番組を見られるようになったり、ビデオソフトで映画を観るなど、テレビとの付き合い方が激変しました。衛星放送が始まったのもこの頃です。90年代にはハイビジョン放送が始まり、その開始とともに16:9という画面が横長のテレビが登場しています。そして2003年、地上デジタル放送がスタート。2011年には完全に地デジに移行します。テレビ放送は半世紀の間に、すごい進化を遂げていたんですね。

さて、多くの人が関心を持つ「地デジ」。2009年秋に総務省が実施したアンケートによれば、アナログ放送終了時期の認知度は89.6%とほとんどの人に知られている一方で、地デジ対応テレビの世帯普及率は69.5%という結果でした。デジタル放送は高画質・高音質、双方向通信機能などがよく言われていますが、字幕や音声サービスの拡充など「放送のバリアフリー化」にもすぐれています。ゆくゆくは「ドラマのセリフがしっかり聞き取れる」とか「自動翻訳機能で災害などの緊急放送を多言語で流す」など、すべての人にとって『使えるテレビ』を目指しています。

また、地デジにからんだ悪質商法や架空詐欺なども報告されています。ご自宅の地デジ化の方法がをわからない方は、地デジコールセンターや電器店に相談しましょう。

※参考:NHK放送技術研究所 http://www.nhk.or.jp/strl/
社団法人デジタル放送推進協会 http://www.dpa.or.jp
株式会社オリエントコーポレーション http://www.orico.co.jp
浜松だいすきネット http://hamamatsu-daisuki.net
総務省 http://www.soumu.go.jp/
データ出典:「地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査」総務省


東の白、西の青も今は昔。東西ネギ物語。
 

生で刻んで食べればどんな料理も香り高く仕上げる万能の薬味、火を通せば甘みがじんわりトロットロの食感。ネギはわたしたちの食卓に欠かせない野菜でしょう。原産地は中央アジア、中国経由で日本に伝わり、日本書紀にも登場したほど長い歴史を持っています。

よく言われるのが「関東の白」「関西の青」という言葉。ネギの食文化を表すものですが、関東以北は冬の寒さが厳しく、土を盛って白い部分を多く作り出せる「根深ネギ」の品種が、関西は寒さもゆるやかで葉がちゃんと成長し「葉ネギ」の品種が中心になったことから、それぞれのネギをよく食べるようになったという理由が一般的のようです。ですからどちらか一方のネギを食べないというわけではなかったようですし、流通が発達した現在では白と青の両方が食べられています。

根深ネギは、東北から北陸、山陰地方でつくられる加賀ネギと関東で食べられる千住ネギという品種に代表されます。葉ネギは九条ネギがおなじみです。また、群馬県下仁田町の下仁田ネギは、白い部分が短くて太く、ネギの品種の中でも特異なものです。「ネギを200本至急送れ」という江戸大名からの手紙が残されていることから、江戸時代にはすでにその名が江戸にとどろいていたようです。下仁田ネギが別名「殿様ネギ」と呼ばれる所以です。

面白いことに白ネギは淡色野菜、青ネギは緑黄色野菜と別々に分類されています。ネギの刺激臭と辛味はアリシンという成分によるもので、消化液の分泌を助け、ビタミンB1の吸収を高めるといわれています。また、深ネギにはビタミンCと糖質、葉ネギにはビタミンAやβカロテンが含まれていて、栄養面でもたいへんな優等生です。

強い香りを持つネギは、ヨモギや菖蒲とともに魔よけや厄除けの効果があると信じられてきました。おみこしや橋の欄干で見かけるギボシは、ネギボウズをかたどった意匠なのだそうです。

日本の気候がつくった白ネギと青ネギ、それぞれのおいしさが体をポカポカ温めてくれそうです。

※参考:北の農業情報広場 http://www.agri.pref.hokkaido.jp/
独立行政法人 農畜産業振興機構 http://www.alic.go.jp/vegetable/
食材事典 http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/
下仁田町ホームページ http://www.town.shimonita.gunma.jp/


イマドキの水、どう選ぶ?どう買う?
 
1983年に「カレー用のチェイサー」として発売された水が日本での家庭用ミネラルウォーターの先駆けと言われてから約四半世紀。お気に入りの銘柄の水を購入している方も多いのではないでしょうか。

ひと口に「水」といっても種類はさまざまで、売られている水すべてがミネラルウォーターというわけではありません。ボトル飲料水は、ナチュラルウォーター(特定水源より採水された地下水。ろ過・沈殿および加熱殺菌以外の化学的処理を行わないもの)、ナチュラルミネラルウォーター(ナチュラルウォーターのうち、地下にある間にミネラル類が溶解したもの。天然の二酸化炭素が溶解して発泡性を持つ水を含む)、ミネラルウォーター(ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的などのためにミネラル分の調整、ばっ気、オゾン殺菌、紫外線殺菌などを行ったもの)、ボトルドウォーター(上記3つの水以外の飲用水)に分類されています。ラベルの品名を見るとわかるので、購入時の目安になります。

さて、近頃は店頭買いや通販に加え、水の買い方が多彩になりましたね。新しいのは宅配サービスでしょうか。定期的に届けてくれ、専用のウォーターサーバーで冷水と温水を手軽に利用できるなどの利便性がポイント。ボトルは回収されるためゴミが出ないのも魅力的です。宅配できる水のブランドも豊富になりました。

もうひとつ注目なのがスーパーなどで提供される水です。店の会員へのサービス還元や来店促進という意味合いもあって安価に設定されているのが特長。店舗によっては容器を買えば無料というところもあります。ボトルに品名表示がないので、どの水に分類されるのかを店頭またはパンフレットで確認するとよりよいでしょう。

また、味の好みを左右するのが水の硬度でしょう。ミネラルを多く含有する「硬水」は数値が高いものほど苦味を感じ、数値が低いものは「軟水」でくせのないまろやかな味です。硬水は肉料理に適しているとされ、エスプレッソも意外にもまろやかでコクが出ます。軟水は赤ちゃんのミルクやお茶、炊飯に最適といわれています。

味の好みとともに、ライフスタイルに合わせて上手に水を選びたいものですね。

※参考:日本ミネラルウォーター協会 http://minekyo.net/
healthクリック http://www.health.ne.jp/
ハウス食品株式会社 http://housefoods.jp/
水の宅配情報館 http://www.water-server.com/
セコムアルファ株式会社 http://www.secom-alpha.co.jp/


 
 
 
 
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