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2021.11.01更新
 

トイレットペーパーなう!
 

シングルやダブルといった違いはあれど、大きく変わることのないトイレットペーパーですが、ここ1、2年はニュースで取り上げられることが増えているようです。最近は生活用品の小売店が個包装1ロールのトイレットペーパーを販売し、保管場所を圧迫しない、置いてあってもおしゃれ、と話題になりました。
シングルで50m巻×12ロール入りが当たり前だったのも今は昔、昨今は75mや100m、200mといった「長巻きタイプ」が人気で、製紙メーカーが続々と長巻きタイプを発売しています。長巻きになることで、私たち消費者にとってはペーパー交換の回数が減らせたり、保管に場所を取らないといったメリットがあり、メーカー側は長さを増やした分ロールの個数を減らしても従来品と同じ長さを確保でき、個数が少ないので商品パッケージがコンパクトになって配送コストが抑えられること、包装などの資源の削減になることなどがあげられます。「長巻き」は時代が求める理想に近いスペックということでしょう。
1877年頃、アメリカで発明されたといわれるロール式トイレットペーパーですが、日本で「トイレの使用後に使う紙」としての「ちり紙」が庶民に浸透したのは江戸時代といわれています。有名なのは浅草紙という名前で親しまれたグレーの色のもので、四角く積み重ねられたちり紙は、1973年(昭和48年)のオイルショックの時点でも、多くの家庭で使われていました。ちり紙とトイレットペーパーの逆転は1977年(昭和52年)で、トイレの水洗化と関係があるといわれています。現在でもちり紙は製造されていますし、最近は手先が不自由な方やポータブルトイレを利用する高齢者向けに、ティッシュのように箱から取り出せるトイレットペーパーも販売されています。
トイレットペーパーは、生きることに直結する大切な品物であり、絶対的な生活必需品です。それだけに災害などが起こると必ずといっていいほど品薄になる生活用品でもあります。備蓄の必要性と大切さを考えつつ“長〜いお付き合い”をしていきたいものです。



※参考:
日本製紙クレシア株式会社 https://www.crecia.co.jp/
株式会社良品計画     https://ryohin-keikaku.jp/
NHKオンライン      https://www.nhk.or.jp/
テレ東BIZ         https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/
東洋経済新報社      https://toyokeizai.net/
ミツカン水の文化センター https://www.mizu.gr.jp/index.html


ショッピングを楽しむお祭り、ブラックフライデー
 

大手スーパーが大々的に宣伝をしたことで、ここ数年で一気に認知度が上がったのがブラックフライデーです。ブラックにちなんだ、全体的に黒っぽい広告を連想する方も多いことでしょう。ネット通販でもブラックフライデーセールは盛んに行われているので、この機会に欲しかったものをリサーチしてみたという声も聞かれます。
日本に入ってきたのはごく最近のことなので、由来などを知らないままセールを利用している方も多いと思いますが、ブラックフライデーとはアメリカの感謝祭(サンクスギビングデー)の翌日、つまり11月第4金曜日のことを指します。
この日からクリスマス商戦が始まり、どのお店も売り上げが伸びて黒字になることからブラックという言葉が使われるようになったとか。ブラックというと、株の大暴落が起きたブラックマンデーなどマイナスイメージが強そうですが、ブラックフライデーだけは別。アメリカでは50〜75%引きは当たり前の、お祭りみたいなイベントのようです。
大手スーパーが仕掛けたブラックフライデーは成功をおさめ、日本でも定着した感があります。しかしこの盛り上がりに乗じて、フィッシング詐欺などよからぬことを考える人たちがいるのも事実。「うわぁ安い!」とつい冷静さを失いがちですが、購入ボタンをポチッとする前、あるいは甘い言葉の書かれたメール等にはくれぐれもご注意を。せっかくのブラックフライデーが、黒い歴史になってしまいます。
ブラックフライデー、今年は11月26日スタートですよ。



※参考:
野村證券株式会社      https://www.nomura.co.jp/
ASCII.jp          https://ascii.jp/
ELLEオンライン       https://www.elle.com/jp/
クレジットカードの読みもの https://news.cardmics.com/top


珍味はB級?いいえA級グルメです。
 

11月23日は珍味の日。食の恵みに感謝する新嘗祭がこの日に行われることが由来です。
読んで字のごとく「珍しい味」の珍味は、お酒のおともや小腹がすいた時の手軽なおやつが連想されますが、大量生産されて家庭で消費される「大衆珍味」や少量で高価な「高級珍味」といった分類のほか、燻製やあえものなど製法別の分類もあり、アイテム数は数えきれないほどありそう。意外なことに魚類のかす漬けや味噌漬けも珍味にカテゴライズされているのだそうです。
では珍味って何でしょう。全国珍味商工業協同組合連合会によると、主として水産物を原料とし、特殊加工により独特の風味を生かし貯蔵性を与え再加工せずに食べられるもの、と定義されています。そのまま食べられる手軽さと嗜好品としての奥深さをあわせもちながら、独自の発展を遂げてきた食べ物と言えましょう。
さて、日本に数多ある珍味の中で三大珍味とされるのが「このわた」「からすみ」「塩うに」です。そして世界三大珍味といえば、「トリュフ」「キャビア」「フォアグラ」でしょう。どの国でも高級品といわれているしろものです。ほかにもホヤやイナゴの佃煮、くさや、はちのこ、うるか、へしこなど地域に根ざした珍味から、さきいかやイカフライ、チーズせんべいといったお手軽な珍味まで、どれも珍しいだけでなく、おいしいのは言うまでもありませんね。
珍味は決して主役にはならないけれど、私たちの食生活を彩ってくれる名バイプレーヤー。だからこそ時代を超え、年齢を問わず多くのファンを引き付けてやまないのかもしれません。



※参考:
全国珍味商工業協同組合連合会 https://www.chinmi.org/
農林水産省          https://www.maff.go.jp/
じゃらん           https://www.jalan.net/
株式会社金城軒        https://kinjoken.com/
ウーマンエキサイト      https://woman.excite.co.jp/
トラベルスター        https://travel-star.jp/
株式会社なとり        https://www.natori.co.jp/


 
 
 
 
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