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2019.02.01更新
 

「いつも」も「非常時」もお役立ち、カセットコンロ
 

鍋を囲む際の必需品といえば、カセットコンロ。昨今のトレンドな鍋ブームの影響もあって、この季節は大活躍ですね。近頃は鍋料理だけでなく、たこ焼き用やアウトドア専用など種類も豊富で、複数を使いわけている方も多いそうです。

1969年(昭和44年)に登場したカセット式コンロは、それまでガス栓からホースを使って引き込み、コンロを囲むという食卓を劇的に変えました。登山やアウトドアに使われているガスバーナーからヒントを得たといわれ、「使い捨てのガスボンベ」という着想は当時、大変画期的なものだったそうです。

現在、多くのメーカーからカセットガスコンロやボンベが発売されています。そこで思うのは、必ず同じメーカーのものを使わなければいけないのか、という疑問でしょう。実はかつては各メーカーごとに仕様が異なっていたのですが、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災をきっかけにJIS規格が見直され、各メーカーとも新しい規格に統一されています。使える使えないでいえば「使える」のです。ただし、その規格がスタートしたのは1998年(平成10年)のことなので、それ以前に購入したコンロの場合は避けましょう。コンロにある表示をよく読み、従ってください。
2台を並べて使用し、爆発事故を起こした事件も過去にありましたが、ほかにカセットボンベを高温の車内に置かない、大きな鍋などをのせない、など注意事項も。また、テントや車の中での使用も禁止です。また、ボンベを捨てる時は、振った時に音がしないことを確認しましょう。シャカシャカ音は、まだ中身が残ってるサインです。

カセットコンロは災害時の調理器具としても便利なので、備蓄している方も多いと思います。非常用備蓄品にする際は、コンロは製造から10年を目安に、ボンベはサビが発生していないかを点検してください。


※参考:
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会   http://www.jgka.or.jp/
一般財団法人 日本ガス機器検査協会    http://www.jia-page.or.jp/
岩谷産業株式会社             http://www.i-cg.jp/
ITmedia ビジネスオンライン       http://www.itmedia.co.jp/business/
京都府ホームページ            http://www.pref.kyoto.jp/
独立行政法人 国民生活センター      http://www.kokusen.go.jp/
防仁学                  https://bohjingaku.com/



プラスチックゴミを考えよう
 

最近、環境汚染をもたらしているとして、プラスチックのストロー使用の是非を問う動きが世界中で起きています。きっかけは、大手外食産業チェーンが相次いでプラスチックストローの使用をいずれ全面廃止するというニュース。瞬く間に世界を駆け巡りました。コーヒーチェーンが1年間で使うプラ製ストローは世界中で推計10億本といわれ、小さなストローとはいえ廃止効果は絶大とみられています。国内でもスーパーのレジ袋削減の動きがあります。

こうした動きの背景には、海に流入する大量のプラスチックゴミ問題があります。プラスチックは軽くて丈夫で安価であり、私たちの生活に便利さをもたらしてくれるものですが、海洋生物がビニール袋を餌と間違えて飲み込んでしまったり、魚網がからまって命を落としたりと、生き物の生死を脅かしている話もよく耳にします。処理しきれないプラスチックゴミが海洋に投棄されているという事実と、たまたま浮遊したレジ袋が川から海へ流入してしまったなど、使い捨ての側面のあるプラスチック製品ならではの問題点も浮き彫りに。

そんな中、今後さらに注目されそうなのが「土に還るプラスチック」です。トウモロコシやサトウキビといった植物からつくられ、土中の微生物によって分解されて土に還ります。コストや扱いやすさの課題はありますが、待ったなしのプラゴミ問題の解決に期待されています。
小さなプラスチックのストローは、道具としての役目を終えたプラスチックの行方に、想像力を働かせるきっかけになりそうです。


※参考:
環境省           http://www.env.go.jp/
NHK オンライン       https://www.nhk.or.jp/
WWF ジャパン       https://www.wwf.or.jp/
ダイヤモンドオンライン   https://diamond.jp/
朝日新聞デジタル      https://www.asahi.com/



健康と湿度の関係
 

 暖房を使うこの季節は、「乾燥」に悩む方が増えるようです。肌や髪、のどの乾燥の他、静電気のバチバチも困りもの。常に加湿器をつけているお宅が多いのではないでしょうか。
ふだん湿度について意識することはあまりありませんが、快適性だけでなく健康のためにも室内の湿度管理が大切なのです。

そもそも湿度とは、空気中の水分量のこと。つまり、空気がどれだけ水分を含んでいるか、です。湿度計や天気予報などで使われる湿度の単位は%ですが、これは「相対湿度」といい、その空気が最大含むことができる水分量に対して、どの程度含んでいるかの割合です。夏場などは湿度が限りなく100%に近くなりますが、これは、空気に含めることができる量が100%に近い状態をいいます。100%を超えると? 空気中にとどめておくことができず、雨になります。

さて話を湿度管理に戻しましょう。家の中の湿度は、エアコンをつければ湿度は下がり、洗濯物を部屋に干したり鍋料理をすると上がるように、1日の中でかなり上下しています。湿度が40%より低いとインフルエンザ等のウイルスが活発になってしまい、60%より高いとカビやダニが発生しやすくなります。つまり、健康的で快適な湿度は40%〜60%の間ということになりますね。この数字をキープするのが湿度管理です。

エアコンや電気ストーブ、床暖房などは空気が乾燥しやすいのですが、石油やガスのストーブとファンヒーターは燃焼によって水蒸気が発生するので加湿が少なくてすみます。また、加湿器も定期的にお手入れしないと、細菌やカビを撒き散らすことになるのでご注意を。健康のためにはお部屋に1つ、湿度計の設置がおすすめです。


※参考:
東京都健康安全研究センター   http://www.tokyo-eiken.go.jp/
パナソニック株式会社      https://panasonic.jp/
ダイキン工業株式会社      https://www.daikin.co.jp/
ホウドウキョク         https://www.houdoukyoku.jp/




 
 
 
 
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