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2017.11.01更新
 

意外な実力者、アルミホイル!
 

キッチンに欠かせない日用品のひとつ、アルミホイル。その原料であるアルミニウムは、ボーキサイトという鉱石からつくられる、強くて錆びにくい銀白色の金属です。鉄の約3分の1という軽さと加工のしやすさで、新幹線や航空機、車の塗料やモバイル家電、意外なところでは花火にも使われており、金属でありながら紙のように薄く伸ばすこともできます。この特性を活かして0.2mm〜0.006mmの厚さに伸ばしたものがアルミホイルです。

昔も今もキッチンにあるアルミホイルですが、さてその使い道というと、食品を包んだりオーブントースターやフライパンの調理に使うぐらいではないですか?しかし、アルミホイルには「食」を離れたところでも意外な使い方がたくさんあるんです。

●アイロンがけに大活躍!
服とアイロンの間にアルミホイルを挟むと、きれいに仕上がるだけでなく、時短にもなります。

●衣類の静電気防止に!
この季節、洗濯物を乾燥機にかけると静電気が気になりますが、乾燥機に洗濯物と一緒にこぶし大に丸めたアルミホイルを入れると静電気が発生しないそうです。

●くすんでしまったシルバーアクセサリーに!
ボウルの内側にアルミホイルを敷き詰め、きれいにしたいシルバーのアクセサリーを入れたあと、大さじ1杯分の重曹をふりかけ、アクセサリーが浸かるまで熱湯を注ぎます。5分経ったらアクセサリーを取り出し、水で洗い流すだけ。

●キッチンの排水口のぬめり取りに!
キッチンの排水口のカゴ部分に、1〜2cmほどに丸めたアルミホイルをいくつか置いておくと、抗菌効果で雑菌の繁殖を抑えてくれます。

もちろん食品にもすぐれた働きがあります。例えばおにぎりを包むのはラップよりもアルミホイルがおすすめです。熱が逃げやすいのと、おにぎりとの接着面が少ないため水っぽくなりません。ごぼうの皮むきも、アルミホイルをくしゃくしゃにしてから広げ、ごぼうを包むようにしてこするだけ。山芋や生姜の皮にも応用できます。

こんなに実力派のアルミホイル、決まりきった使い方しかしていなかったなんてもったいないですね。


※参考:
一般社団法人日本アルミニウム協会     http://www.aluminum.or.jp/
東洋アルミニウム株式会社         http://www.toyal.co.jp/jiyukenkyu/
東京ガス株式会社             http://www.tokyo-gas.co.jp/



電球火災にご注意!
 

暖房を使い始めるこの季節。空気も乾燥することから、火の元には十分注意が必要です。火災の原因というと、暖房器具やガスコンロ、火の不始末等と思いがちですが、何気なく使用している照明器具の電球から発火して火災になるケースも少なくありません。

屋外のイベント会場で照明として使っていた、白熱電球による火災事故があったことを記憶していらっしゃる方も多いでしょう。白熱電球はフィラメントに電流を通して2000℃以上に熱し、光を発生させたもの。発熱量が多い分危険度も高いので、照明器具に布をかぶせたり、近くに燃えやすいものを置かないようにしてください。また、白熱電球でやってしまいがちなのが「指定以上のワット数の電球と交換する」ことです。10ワットぐらいならオーバーしてもいいか、とかワット数が大きい方が明るいから、と安易に考えてはいけません。実際、ワット数の大きい電球に交換したことで火災につながったケースもあるそう。電球を交換する時は仕様を確認し、指定されたワット数を守りましょう。

さて、うちは蛍光灯だから大丈夫、LEDに交換したから大丈夫、と安心していませんか?実はこの2つも過信は禁物なのです。

蛍光管は、それ自体というより照明器具内部のソケットやケーブルが劣化し、発火するケースが多いのだそうです。見た目に異常がなくても部品の劣化は進んでいます。使用中の急な点滅や異音、焦げ臭いにおいはSOSのサイン。購入後10年を目安に点検や交換の検討を行ってください。
ではLEDランプの場合はどうでしょう。発熱量が少ないので比較的安全といわれていますが、それでも火災が発生しています。なかでも注意したいのが直管LEDランプ、そう、まっすぐの蛍光管タイプです。というのも直管LEDランプにはさまざまな種類があり、照明器具と適合しないものに交換すると、火災につながる危険性があるのです。手持ちの蛍光管用の照明器具にLEDランプを取り付ける際は、必ず適合するかどうか確認しましょう。できれば照明器具ごと新調する方が安心です。

1879年にエジソンが発明した白熱電球に始まり、蛍光管、LEDと進化してきた光源ですが、どれも絶対安全はありません。東京消防庁の調査によれば、火災事故が減少傾向にある中で、電気設備機器の火災は増えているそうです。定期的に点検をしながら正しく使うようにしたいものですね。


※参考:
環境省               http://www.env.go.jp/
NHKオンライン           http://www.nhk.or.jp/
東芝ライテック株式会社       http://www.tlt.co.jp/tlt/
消防防災博物館           http://www.bousaihaku.com/
東京消防庁             http://www.tfd.metro.tokyo.jp/
キヤノン株式会社          http://canon.jp/



ゲストとして楽しむ?ホストとしてもてなす?民泊
 

憧れの外資系ホテルや老舗の旅館など「どこに泊まるか」を計画するのも旅の楽しみのひとつですね。その宿泊先の新しい選択肢が「民泊」です。

民泊とは、ホテルや旅館などの代わりに個人の住宅に旅行者を宿泊させるサービスのことです。2008年、アメリカでインターネットを活用して旅行者(ゲスト)と貸し手(ホスト)をつなぐサービスが始まったことで、一気に世界に広まりました。国内大手の旅行代理店の参入も発表され、今後ますます注目されそうです。

旅行者として民泊をするメリットとしては、観光地に限らずあらゆる地域を訪れることができること、その街で暮らしているような気分が楽しめること、観光地めぐりやショッピングだけでない旅を計画できることなどがあります。民泊の専門サイトを見てみると、国内外の「目的地」や「予算」といった一般的な項目から、「体験できること」や「ホストによるガイド付き」のようなユニークな項目までずらり。見ているうちに旅のインスピレーションがわいてきそうです。

一方「子どもが自立して部屋が空いている」などといった理由で、自宅を民泊にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。自宅を民泊に提供し、ホストになるためには、旅館業法の許可を取る必要があります。一見大変そうですが、国の規制緩和によって許可が取りやすくなりました。ただし分譲マンションや賃貸住宅においては、管理規約や転貸について確認するようにしてください。

ホストになったら、スペースを貸すだけではもったいないのも事実です。料理の腕をふるったり、習字や剣道、着付け、茶道や華道など昔習ったお稽古ごとをちょっと教えたり、地元の観光案内など自分の得意なことで「おもてなし」しましょう。

生活習慣の異なる海外からのゲストが泊まるということは、思いがけないトラブルがある可能性もあります。安全面を考え、サイトに登録する際はゲストとホスト双方がユーザー登録しているところがおすすめです。公的な身分証明書での登録を義務づけるサイトもありますから、こうしたところを選ぶとよいでしょう。旅館業法の許可も取らずに無許可でフリーのゲストを泊めるのは論外です。

民泊の魅力を知るなら、まずはゲストとして国内の民泊を利用してみるのが一番の近道かもしれませんね。

※参考:
厚生労働省             http://www.mhlw.go.jp/
Airbnb(エアビーアンドビー)    https://www.airbnb.jp/
大田区               http://www.city.ota.tokyo.jp/
豊島観光協会            http://www.teshima-web.jp/
朝日新聞デジタル          https://www.asahi.com/
SankeiBiz              http://www.sankeibiz.jp/
株式会社ジェイティービー      http://www.jtb.co.jp/



 
 
 
 
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