暮らしの情報・豆知識
2016.01.05更新
 

ヒートショックを招く「暖差リスク」にご用心!
 

真冬のこの季節とは言えリビングは暖かくて快適! ですが、それゆえに用心していただきたいのが「ヒートショック」です。聞いたことがあるような、、、でもどういう意味なのかわからないわ、という方が多いと思います。

ヒートショックとは、急激な温度変化で血圧が変動し、起きる症状を言います。急激な血圧の上下によって、脳の血流が途絶え失神してしまったり、不整脈が出たりするほか、深刻な場合だと心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあるのです。ヒートショックが原因で亡くなるというよりも、ヒートショックが引き金となって死に至るような重篤な症状を招いてしまうと説明した方がわかりやすいかもしれません。年間約17,000人もの方がこのヒートショック関連の急死といわれていますが、12月から2月にかけてその数は夏の11倍になるそう。これは、冷え込む冬場は風呂など家の中の温度差が大きいことが原因です。

ヒートショックを防ぐキーワードは「暖差」です。ある調査によると60%の人が「暖房をするのは居間のみ」で、居間以外との暖かさの差がある生活を送っていることがわかりました。対策としては、ヒートショックが発生しやすい脱衣所や浴室の室温管理がポイントです。脱衣所には暖房器具を置き、入浴前に暖めておきましょう。浴室も入浴直前にシャワーを出しっぱなしにし、蒸気で暖めると良いそうです。外気温が冷え込む夜間を避け、明るいうちに入浴するのもおすすめです。

リスクが高いと言われるのは、65歳以上の高齢者、高血圧・糖尿病・不整脈など疾患のある人、肥満の人。さらに42℃以上の熱い風呂が好きな人、お酒に酔った状態で風呂に入る人も該当するということですから、「若いから大丈夫」など過信は禁物です。特にこの季節は、温泉旅行でお酒を楽しんだ後の露天風呂には十分注意してください。

家の中全体を暖めるのは大変なことですが、寒い廊下に出る時は1枚上に羽織るなど衣服をこまめに調節して、暖差リスクを減らしていきましょう。

※参考:
NHKオンライン                        http://www.nhk.or.jp/
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター  http://www.tmghig.jp/
日本気象協会                        http://www.tenki.jp/
東京ガス株式会社                     http://www.tokyo-gas.co.jp/


自動運転してくれるクルマ、いよいよ!
 

今年の東京モーターショーで注目を浴びたのは、スポーツカーでもなくエコカーでもない、自動運転車でした。「スイッチひとつで目的地まで自動運転してくれる車など、まるでSF小説の中の話のようだ」などと言われたのも、今は昔の話。世界各国の自動車メーカーやIT企業が開発を進め、実用化に向けて各社しのぎを削っています。

自動運転車とは、搭載されているセンサーやGPS、カメラなどハイテク機器が収集した情報を「人工知能」が解析して、ハンドル、ブレーキ、アクセルの操作を自動で行うというもの。ひと口に「自動運転車」と言っても、障害物を避けるというような一部機能を任せる「安全運転支援」から、ドライバーは一切不要の「完全自動走行」までレベルはさまざまです。今はまだ実用化には至っておらず実験段階ですが、あるメーカーでは公道、それも高速道路を使って試運転を行ったといいます。車線変更や割り込みに対しての対応もスムーズだったそうで、このメーカーでは2020年実用化を目標にしているそうです。意外に近い将来ですね。

自動運転車が実用化されると、人々の生活は画期的に変わると言われています。わき見運転等の人為的ミスによる事故の減少を招くだけでなく、高齢者や障がい者といった社会的弱者の方の移動手段の一助にもなるからです。一方で、事故が起きた場合の責任の所在がドライバーかメーカーか、という根本的な議論、それらに付随する自動車保険の影響などさまざまな問題も発生するといわれています。

今年は神奈川県内において、試験的に自動運転タクシーの運行が予定されています。自動運転車がもたらす未来は、人類の生活を大きく変えるハイテクな社会を照らしているといえそうです。

※参考:
読売新聞社
産経ニュース            http://www.sankei.com/
東洋経済ONLINE          http://toyokeizai.net/
株式会社エフエムナックファイブ  http://www.nack5.co.jp/


お正月、世界の人々はどんな料理を食べている?
 

あけましておめでとうございます。今年も新しい年がスタートしました。故郷や海外、自宅などで思い思いのお正月を迎えたことでしょう。

さて、お正月といえばおせち料理。普段はあまり口にしない料理も多いのですが、金運を祈って黄金色の栗きんとん、子孫繁栄を願って田作り、「喜ぶ」に通じて昆布といったように、ひとつひとつに縁起かつぎやいわれがあります。親から子へ、その理由とともに継がれていく、いわば伝統食文化ともいえるでしょう。

さてクイズです。世界の国々には、日本のおせち料理のような「新年に食べる料理」はあるでしょうか。正解は「ある」。しかも、意外にも多くの国にありました。

欧米の国々では新年はゆったりと静かに過ごすのが一般的ですが、大みそかのカウントダウンに伝統的に食べる「年越しグルメ」があります。例えばイタリアでは、レンズ豆を詰めたソーセージ。なぜレンズ豆なのかというと、形がお金に似ていることから食べると金運が良くなるからだとか。スペインでは1月1日の午前12時の鐘の音に合わせぶどうを食べます。鐘は12回つくので、12粒のぶどうを食べるそうですが、除夜の鐘のようなゆっくりつくペースではないため、さながらぶどうの早食いのようになるみたいです。また、オランダではドーナツに似た甘いお菓子をつまみながら新年を迎えるそうです。これらは日本の年越し蕎麦のような役割と言えますね。

一方、アジアやアフリカ、南米では新年を祝う習慣をもつ国や地域が多く、特別な料理を食べるようです。台湾では「長年菜」と呼ばれる、切らずにそのまま茹でたほうれんそうや紅白の白玉を浮かべたお吸い物が並び、家族が集まっていただきます。中国やロシアでは水餃子、また、ココナッツ風味の餅を煮るフィリピンや餅入りスープを食べる韓国など、日本のお雑煮に似た料理を食べる国もあります。

年越しグルメを紹介した欧米でも新年にいただく料理がないわけではありません。イタリアの南部ではうなぎを、アメリカの南部ではお金を象徴する黒目豆を入れたライスを、ドイツでは1年を見通せるようにと巨大なプレッツェルを、フランスでは切り分けたケーキにフェーヴと呼ばれる人形が入っていた人がその日1日、王様になれるという「ガレット・デ・ロア」を必ずいただくそうです。

どの国の正月料理にもさまざまな意味があり、お国柄もよく表れていますが、共通しているのは「その年を健康に、幸せに暮らせるように」という想いなのですね。

※参考:
マカロニ                  http://macaro-ni.jp/
マイナビウーマン             http://woman.mynavi.jp/
ドイツニュースダイジェスト       http://www.newsdigest.de/newsde/
パナソニック株式会社          http://panasonic.co.jp/
オールアバウト              http://allabout.co.jp/


 
 
 
 
キーストーンコンサルティング株式会社 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野1-2-39 4F TEL 093-551-6325 FAX 093-551-6326保険相談・教育費積立相談・経営コンサルティング対応エリアは全国です 東京、大阪、名古屋、をはじめ 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県 香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県