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2015.02.02更新
 

「瞑想」のすすめ
 

毎日忙しいですよね。仕事や家庭の切り盛りをして、1つのことをやりながら次の段取りをし、ネットでいつも誰かとつながっている日常が当たり前ですものね。でも、ちょっと立ち止まって時間をつくってみませんか?
実は今、「瞑想」が注目されているのです。

「マイルドフルネス」とも呼ばれる瞑想は、座禅をヒントにアメリカの研究者が集中力を高める方法として考案したもの。「明確な意図のもとに、今という瞬間において、一切の判断を介さずに注意を対象に向けることから生じる気付き」と定義されています。座った状態で精神統一を行う「座禅」とは別のもので、簡単に言えば「心を無にする」座禅に対し、「目の前で起きていることに集中し意識を向ける」のが瞑想です。

故スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツといったカリスマ経営者が瞑想を行っていたこともあり、あるIT系企業が従業員に対して、瞑想を取り入れたトレーニングプログラムを採用するなど、社員研修にも応用されています。雑誌でたびたび特集を組まれるほどの人気で、集中できる、ストレスがなくなるなど、今や世界中の人びとに支持されているのだとか。また瞑想を続けることで、脳の「ものごとを客観的にとらえる機能」をつかさどる部分が活性化したという研究データもあり、散漫しがちだった注意力に効果が期待できると言われています。

簡単な瞑想をいくつかご紹介すると、

1)呼吸をする。
鼻から息を吸い、おなかが膨らんだり凹んだりするのを感じながらゆっくりと呼吸します。

2)音を聞く。
耳をすませて、耳に入ってくる音のすべてに注意を向けます。

3)歩く。
歩き慣れた道を、足の裏や体重移動に注意しながら歩きます。

ほんの一例ですが、共通しているのはすべて「ふだんは無意識(マインドレス)になっている」ことを「意識(マインドフル)して」行っていることです。このように、心の感度を高めることが瞑想の本質と言われています。慌しい毎日の中で数分間、1つのことだけを意識する時間を、ぜひつくってみてください。

※参考:
日本マインドフルネス学会   http://mindfulness.jp.net/
ハフィントンポスト        http://www.huffingtonpost.jp/
NHKオンライン          http://www.nhk.or.jp/
DIME                http://dime.jp/


話題のココナッツオイル、どういいの?
 

インターネットやオーガニック系のショップ、雑誌などで話題になっているココナッツオイル。「どう使うんだろう」と思っている方もいれば、すでに愛用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モデルさんや女優さんは体型を維持しなきゃならないのに、「オイル」を取り入れた食生活をしてもいいの?
そう、その謎こそが、ココナッツオイルがこれほどまで話題になった理由なのです。

ブームの火付け役となったのは、アメリカのスーパーモデルです。そこからハリウッドやセレブたちに広まり、日本でもモデルやタレントなど、美容意識の高い人たちの間でまたたく間にブームになりました。あれ?

ココナッツオイルは、90&以上が「飽和脂肪酸」です。飽和脂肪酸はコレステロール値が上がったり動脈硬化の原因になるなど、健康志向の人や生活習慣病が気になる方からは敬遠されるたぐいの油分です。実際、市場では「ノンオイル」や「油を使わずに揚げ物ができる家電」なども人気ですよね。

でも実は飽和脂肪酸は「長鎖脂肪酸」と「中鎖脂肪酸」に分類され、この2つは特性がまったく異なるのです。「長鎖脂肪酸」は体内に蓄積されるタイプで、前出の敬遠される飽和脂肪酸はこちらです。一方のココナッツオイルは「中鎖脂肪酸」で、即座にエネルギーとして使われてしまい、体内に脂肪をためません。また、他の栄養素の吸収を助けたり、代謝を上げて免疫力をアップさせる働きがあるほか、アルツハイマー病による認知症状の改善も期待されています。さらに食用だけでなくメイク落としやヘアケアにも使え、美容オイルとしても万能なところにも人気の理由がありそうです。

食用油としてはなじみのないココナッツオイルですが、特殊な使い方をする必要はなくて、今使っているオイルと同じように使って大丈夫です。ただ、出来上がった料理からはほんのり甘いココナッツの香りがしますので、洋食からトライするのが無難かもしれません。もっともシンプルで人気なのはトーストに塗ることですが、クッキングレシピサイトには、デザートからカレー、丼ものまでいろいろな料理が登場しています。

とかく敬遠されがちな「油」ですが、人間が生きていく上で必要な栄養素であることは間違いありません。そのためにも、できるだけ質のよい油を摂取することを心がけたいもの。ココナッツオイルのほかにも、亜麻仁油やえごま油、オリーブオイルなどは体によいとされています。ただし、摂取のしすぎにはご注意くださいね。

※参考:
ウレぴあ総研     http://ure.pia.co.jp/
産経ニュース      http://www.sankei.com/
マイナビウーマン   http://woman.mynavi.jp/
株式会社ココウェル  http://www.cocowell.co.jp/
「ココナッツオイル生活をはじめよう」(荻野みどり著/講談社)


地元をフィルムコミッションで応援しよう!
 

ドラマや映画の最後に出てくるエンドロールやクレジットに、撮影協力として「○○市」「○○フィルムコミッション」という名前を見かけることがありますよね。これは○○市でロケ撮影をしました、という意味になります。

ドラマや映画の撮影場所は、大きくわけて2種類。1つはスタジオにセットをつくるもので、撮影時間などの制約を受けず、演出に必要な小道具も揃えやすいというメリットがあります。もう1つがロケ撮影で、大自然や歴史的価値のある建物、空港、学校などリアルさを追求したい時や、セットを組むより合理的と判断された時に、撮影機材をスタジオから持ち出して撮影する手法です。そのロケ撮影に大きく関わっているのが、「フィルムコミッション」という存在です。

フィルムコミッションとは、映画・テレビドラマなどあらゆるジャンルのロケ撮影を誘致し、実際の撮影をスムーズに進めるための支援を行う非営利組織を言います。1940年代にアメリカで誕生したとされ、撮影に関するあらゆること、例えばロケ場所の提供や施設・道路使用の許認可、安全性の確保、エキストラの手配などをワンストップで行う窓口です。日本には現在、全国各地に100以上の団体があります。

フィルムコミッションの多くは都道府県や市町村といった自治体や観光課、商工課などで組織されていますが、これは一種の町おこしや観光客誘致のため。協力する自治体にとってもPRやイメージアップにつながるためです。ドラマのロケ地を訪れることはファンの間で「聖地巡礼」と言われていて、実際にロケ地となった場所にファンが殺到し、脚光を浴びることもしばしばだとか。

でもいったい何をすれば、フィルムコミッションの応援になるのでしょう。個人なら一番簡単なのはエキストラの登録かもしれません。撮影にからんでエキストラを募集するケースが多いので登録をしておくとよいでしょう。撮影の現場も見学できてまさに一石二鳥です。企業なら所有する土地、オフィス、車輌などを提供して撮影協力する方法もあります。

市民の間で浸透しているフィルムコミッションの実力と実績はすごく、日本初の本格的フィルムコミッションである「北九州フィルムコミッション」は、時代や国の設定すら自在、不可能はないと業界で高い評価を受け、数多くのロケ撮影が行われているそうです。

自分の住んでいる町の魅力を、特産品といった「モノ」や市民である「ひと」、施設や立地など環境をからめた「場所」で、映像作品として紹介できるのがフィルムコミッションの魅力。そのフィルムコミッションをサポートすることで、地元を応援してみませんか?

※参考:
特定非営利活動法人 ジャパン・フィルムコミッション   http://www.japanfc.org/
東京ロケーションボックス          http://www.locationbox.metro.tokyo.jp/
北九州フィルムコミッション              http://www.kitakyu-fc.com/


 
 
 
 
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